ローソク足の種類やパターンは様々
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最終更新日:2015/10/10
FXのテクニカル手法
ローソク足の種類には様々あります。
ローソク足の種類と言っても、ローソク足自体は1つだけですが、ローソク足は2つ以上組み合わせて考えると、色々なパターンがあります。
ローソク足のパターンの1つに「差し込み線」という組み合わせがあり、陰線のが出た次の日に下降方向に窓をあけたあと、陽線をつけて上昇したが、前日の陰線の真ん中まで届かなかったという、ローソク足の組み合わせで、この場合、売りのサインとなります。
あと、「抱き線」と呼ばれる、前の日のローソク足を包み込むように、次の日に出たローソク足が大きくなった状態の組み合わせになると、売りや買いのサインとなります(陰線と陽線の組み合わせによって、売りか買いのサインが変わる)。
出会い線、行き違い線など
そして、「出合い線」という、前の日の陰線や陽線と全く真逆の線で(陰線から陽線、陽線から陰線といったように)、終値の価格のラインが重なった状態の組み合わせで、陽線、陰線の組み合わせによって、売りサインになったり、買いサインになります。
最後に「行き違い線」は、「出合い線」と似ていますが、前の日の陰線や陽線と全く真逆の線で(陰線から陽線、陽線から陰線といったように)、「始値」の価格のラインが重なった状態の組み合わせで、陽線、陰線の組み合わせによって、売りサインになったり、買いサインになります。
これらのローソク足の組み合わせは、株式でよく使われるもので、FXではあまり見かけない組み合わせもあります。
この組み合わせが出て、サイン通りに売ったり買ったりしたら、必ず勝てるというものではなく、よく起こる傾向を表しているものだという認識で、これらの組み合わせを見るといいでしょう。

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