米国新築住宅販売件数-日本の為替への影響など
公開日:
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最終更新日:2016/03/07
主要経済指標
米国新築住宅販売件数は、アメリカの新築住宅の販売された件数などを発表する指標です(契約がされた時の)。
この米国新築住宅販売件数は、すでに持っている土地に新築を建てた場合は含まれませんが、それ以外の一戸建てや集合住宅などの新築の件数を集計して、発表がされます。
米国新築住宅販売件数は景気動向指標
米国新築住宅販売件数は、アメリカの景気動向を知るうえで大事な指標で、中古住宅販売件数という経済指標と共に、よく注目がされている指標となっています。投資家の方は、この指標に注目したほうがいいでしょう。
この経済指標は、アメリカ全土の地域別の住宅販売件数を、不動産業者協会が発表を行い、また販売価格などの発表も行われます。
新築住宅販売件数というのは、土地付きの新築住宅の販売件数ですが、景気の動向をモロにい反映する指標と言われていて、先行性のある指標としても有名です。
ですから、市場でもアメリカの景気の先行性を知りたい人たちに注目されることが多いようです、しかし、あまり短期的に景気の動向を計っても、判断を見誤ることもあるので、その部分の判断は慎重に行う必要があります。
新築住宅販売件数は毎月発表
新築住宅販売件数は毎月発表がされる指標で、月末や月初めに発表がされます、
この経済指標が市場に与える影響は、新築住宅の販売件数が増えていれば、通貨が買われやすくなる傾向があり、また逆に、新築住宅の販売件数が減っていれば、通貨が売られやすくなる傾向があります。
日本の為替トレーダーも、米国新築住宅販売件数は注目をしていて、注目の経済指標の1つとして、警戒がされることが多いです。
ただ、米国新築住宅販売件数が発表されて、爆発的に市場が動くことはそれほど多くなく、必要以上に警戒をしなければならないというほどの指標ではないとも言えます。

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